「Freeze Frame (5分間だけのオリジナリティ)」の歌詞 大沢誉志幸

泳およぎ着つくホテルルーム 汗あせのつたう上向うわむきのボディーライン
絡からみつく視線しせんは ほてりを持もて余あましたディザイア

出口でぐちのない夜よるのパレード 朝あさを迎むかえるセレモニー
おまえは花瓶かびんの中なかで 乾かわきをいやしてる

Freeze Frame 逃にげられない Freeze Frame 逃にがさない
Freeze Frame 何なにもかも Freeze Frame 許ゆるせない

迷まよい込こんだイリュージョン 眠ねむりから醒さめる場所ばしょを捜さがす
揺ゆれ続つづける頭あたまで パウダーの海うみにまた溺おぼれる

隠かくし慣なれた孤独こどくが スーツケースから覗のぞき込こむ
終おわらない欲望よくぼうが 二人ふたりを引ひき寄よせる

Freeze Frame 傷きずついてる Freeze Frame 傷きずつけてる
Freeze Frame 何なにもかも Freeze Frame 許ゆるしてる
Freeze Frame 見みつめてる Freeze Frame 体からだには
Freeze Frame 色いろあせた Freeze Frame 波なみの音おと

はい回まわるバーバリズム 追おいかける物ものなどプライベートスタイル
おまえとの距離感きょりかんで 支ささえきれる気紛きまぐれがあればいい

誰だれのためにも悲かなしまない 踊おどり続つづけるこの街まちで
幾千いくせんもの憂うれいに 抱だかれて身みを任まかす

Freeze Frame 疲つかれきった Freeze Frame 街角まちかどに
Freeze Frame 目めを伏ふせて Freeze Frame しゃがみこむ
Freeze Frame 切きり取とった Freeze Frame 暗闇くらやみに
Freeze Frame 何一なにひとつ Freeze Frame 止とめられない

Freeze Frame Freeze Frame