「枳」の歌詞 天野月子
2004/1/21 リリース- 文字サイズ
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この楽曲へのみんなの気持ち
その花はなは
食たべられぬ果実かじつを隠かくすかのように
細長ほそながく逆剥さかむける
棘いばらを辺あたり延はわせた
加速続かそくつづける枠組わくぐみされた都市としで
自みずからに酔よいしれる鎧よろいなど要いるのか
解とき放はなて
眠ねむりに就ついたすべての勇者ゆうしゃよ
地ちを這はい
掻かき崩くずした
あなたに報むくいを
あたたかな光ひかり遮さえぎる棘いばらを落おとして
裸はだかで摘つみ採とられる
その美うつくしさを
吠ほえ立たてて抗あらがえど道みちは狭せばむ一方いっぽうで
張はり上あげた声こえすらも恥はじて遠とおくかき消きえる
過すぎ去さっていく群集ぐんしゅうの傍かたわらで
立たち止どまり俯うつむいて足下あしもとを眺ながめた
解とき放はなて
雲くもに隠かくれるすべての雄姿ゆうしよ
地ちを這はい
停とどまるより
新あらたな記憶きおくを
誰たが為ために花はなは芽生めばえて
舞まい散ちるものかを
素足すあしで踏ふみ捕とらえる
その逞たくましさを
加速かそくは止やまぬ
貴方あなたの意いに背そむいて
自みずからに酔よいしれる時間じかんなどあるのか
解とき放はなて
眠ねむりに就ついたすべての勇者ゆうしゃよ
地ちを這はい
掻かき崩くずした
あなたに報むくいを
あたたかな
陽ひの射さす丘おかを
穏おだやかな夜よるを
裸はだかで摘つみ採とられる
その美うつくしさで
食たべられぬ果実かじつを隠かくすかのように
細長ほそながく逆剥さかむける
棘いばらを辺あたり延はわせた
加速続かそくつづける枠組わくぐみされた都市としで
自みずからに酔よいしれる鎧よろいなど要いるのか
解とき放はなて
眠ねむりに就ついたすべての勇者ゆうしゃよ
地ちを這はい
掻かき崩くずした
あなたに報むくいを
あたたかな光ひかり遮さえぎる棘いばらを落おとして
裸はだかで摘つみ採とられる
その美うつくしさを
吠ほえ立たてて抗あらがえど道みちは狭せばむ一方いっぽうで
張はり上あげた声こえすらも恥はじて遠とおくかき消きえる
過すぎ去さっていく群集ぐんしゅうの傍かたわらで
立たち止どまり俯うつむいて足下あしもとを眺ながめた
解とき放はなて
雲くもに隠かくれるすべての雄姿ゆうしよ
地ちを這はい
停とどまるより
新あらたな記憶きおくを
誰たが為ために花はなは芽生めばえて
舞まい散ちるものかを
素足すあしで踏ふみ捕とらえる
その逞たくましさを
加速かそくは止やまぬ
貴方あなたの意いに背そむいて
自みずからに酔よいしれる時間じかんなどあるのか
解とき放はなて
眠ねむりに就ついたすべての勇者ゆうしゃよ
地ちを這はい
掻かき崩くずした
あなたに報むくいを
あたたかな
陽ひの射さす丘おかを
穏おだやかな夜よるを
裸はだかで摘つみ採とられる
その美うつくしさで