「LOVE WAY」の歌詞 尾崎豊

ひどく煙けむたい朝あさに
目覚めざめると俺おれは
何時いつしか何なにかに心こころが
殺ころされそうだ
俺おれを捕とらえる 不可能ふかのうな夢ゆめ
偽善ぎぜんに染そまる
答こたえはすぐに打うち消けされて
矛盾むじゅんになる
Oh Love way love way
静寂せいじゃくの中なかの響ひびきに
体休からだやすみ無なく
心こころの傷いたみを
蹴飛けとばしながら暮くらしてる
Oh Love way love way
貧まずしさの憧あこがれに
狂くるい出だした太陽たいようが
欲望よくぼうの名なを借かりて
何処どこまでも果はてし無ない
Love way
言葉ことばも感かんじるままに
やがて意味いみを変かえる
Love way
真実しんじつなんてそれは
共同条理きょうどうじょうりの原理げんりの嘘うそ
Love way 生いきる為ために
与あたえられてきたもの
全すべては
戦たたかい 争あらそい
奪うばって愛あいし合あう
Love way

全すべてのものが
置おき換かえられた
幻想げんそうの中なかで
犯おかしてしまっている
気付きづけない過あやまちに
清きよらかに安やすらかに
生うまれて来くるもの
全すべての存在そんざいは
罪つみを背負せおわされるだろう
Oh Love way love way
生いき残のこる為ためだけの
愛あいならば安やすらかに
祈いのり続つづけても心こころは
脆もろく崩くずされてく
Love way love way
真夜中まよなかの街並まちなみに
狂くるい出だした太陽たいようが
欲望よくぼうの形かたちを変かえて
素肌すはだから心こころを奪うばってく
Love way
何なにひとつ確たしかなものなど
ないと叫さけぶ
Love way
足たりないものがある
それが俺おれの心こころ
Love way
満みたされないものがある
それが人ひとの心こころ
押おされて 流ながされ
愛あいは計はかられる
Love way
何時いつも何なにかが違ちがう
生いきて行いくだけの為ために
こんなに犯おかした罪つみを
誰だれも背負せおいきれない

Love way
何なにかに裁さばかれている様ような
気きがする
Love way
何なにかが全すべてを罪つみに
陥おとしいれていく様ようだ
Love way
何なにかを償つぐなう事ことすら
出来できないとしても
Love way 生いき残のこる為ために
愛あいし合あう事ことは
出来できるだろうよ

欲望よくぼうの暗闇くらやみに
狂くるい出だした太陽たいようが
この狂くるった街まちの中なかで
慰安いあんに身みを隠かくす人々ひとびとを
照てらし出だしてる
Love way
心こころと体からだを支ささえている
炎ほのおの欲望よくぼう
Love way 全すべての終おわりを
感かんじてしまう
時ときにさえ俺おれは
Love way
生いきる為ために汚よごれていく
全すべてが愛いとしい
人間にんげんなんて愛あいに跪ひざまづく
Love way
Woo・・・ yeah・・・