「秋桜」の歌詞 山口百恵
1977/10/1 リリース- 文字サイズ
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この楽曲へのみんなの気持ち
淡紅うすべにの秋桜コスモスが
秋あきの日ひの
何気なにげない陽溜ひだまりに
揺ゆれている
此頃このごろ 涙脆なみだもろくなった母ははが
庭先にわさきでひとつ咳せきをする
縁側えんがわでアルバムを
開ひらいては
私わたしの幼おさない日ひの
思おもい出でを
何度なんども同おなじ話はなしくりかえす
独言ひとりごとみたいに小ちいさな声こえで
こんな小春日和こはるびよりの
穏おだやかな日ひは
あなたの優やさしさが
浸しみて来くる
明日嫁あしたとつぐ私わたしに
苦労くろうはしても
笑わらい話ばなしに時ときが変かえるよ
心配しんぱいいらないと笑わらった
あれこれと思おもい出でを
たどったら
いつの日ひもひとりでは
なかったと
今更乍いまさらながら我侭わがままな私わたしに
唇くちびるかんでいます
明日あしたへの荷造にづくりに
手てを借かりて
しばらくは楽たのし気げに
いたけれど
突然涙とつぜんなみだこぼし元気げんきでと
何度なんども何度なんども
くりかえす母はは
ありがとうの言葉ことばを
かみしめながら
生いきてみます私わたしなりに
こんな小春日和こはるびよりの
穏おだやかな日ひは
もう少すこしあなたの子供こどもで
いさせてください
秋あきの日ひの
何気なにげない陽溜ひだまりに
揺ゆれている
此頃このごろ 涙脆なみだもろくなった母ははが
庭先にわさきでひとつ咳せきをする
縁側えんがわでアルバムを
開ひらいては
私わたしの幼おさない日ひの
思おもい出でを
何度なんども同おなじ話はなしくりかえす
独言ひとりごとみたいに小ちいさな声こえで
こんな小春日和こはるびよりの
穏おだやかな日ひは
あなたの優やさしさが
浸しみて来くる
明日嫁あしたとつぐ私わたしに
苦労くろうはしても
笑わらい話ばなしに時ときが変かえるよ
心配しんぱいいらないと笑わらった
あれこれと思おもい出でを
たどったら
いつの日ひもひとりでは
なかったと
今更乍いまさらながら我侭わがままな私わたしに
唇くちびるかんでいます
明日あしたへの荷造にづくりに
手てを借かりて
しばらくは楽たのし気げに
いたけれど
突然涙とつぜんなみだこぼし元気げんきでと
何度なんども何度なんども
くりかえす母はは
ありがとうの言葉ことばを
かみしめながら
生いきてみます私わたしなりに
こんな小春日和こはるびよりの
穏おだやかな日ひは
もう少すこしあなたの子供こどもで
いさせてください