「裸のきみを見せて」の歌詞 山崎育三郎

裸はだかのきみを見みせて
僕ぼくにあずけてみなよ
何なにもかも受うけとめる
きみのための僕ぼくだよ

もっと……

まだ彼あの夢ゆめを見みるの つぶやくその泣なき顔がお
忘わすれられない いいよ 忘わすれなくていい
だけど僕ぼくを見みて そばに来きて
そこにいちゃ きみに届とどかないけれど わかってる?
これはきみのための腕うでだよ

裸はだかのきみを見みせて
信しんじても怖こわくないよ
何なにもかも聞きいてあげる
きみのための耳みみだよ

もっと (もっと) 泣ないていい
きっと (きっと) 辛つらかったよね
ずっと (ずっと) 続つづかない
そっと (そっと) 忘わすれさせる

無邪気むじゃきな言いい草ぐさも 無防備むぼうびな仕草しぐさも
にじんで揺ゆれて 甘あまくもつれて溶とけて
いっそばらばらに 壊こわしたい
それをしちゃ きみを遠とおざけるだけと わかってる
だからきみのための僕ぼくだよ

裸はだかのきみを見みせて
僕ぼくにあずけてみなよ
何なにもかも受うけとめる
きみのための胸むねだよ

もっと (もっと) わがままで
きっと (きっと) 嫌きらわないよね
ずっと (ずっと) 大切たいせつに
そっと (そっと) 優やさしくする

裸はだかのきみを見みせて
信しんじても怖こわくないよ
きみを想おもえばやけに
爪つめの中なかまで疼うずくよ

もっと (もっと) 好すきになる
きっと (きっと) 止とめられないよ
ずっと (ずっと) 抱だきしめて
そっと (そっと) 溺おぼれてたい