「オー・ド・シエル(天の水)」の歌詞 岡村孝子

今長いまながい夢ゆめが ふととぎれていく
輝かがやいていた日々ひびを 二人失ふたりなくした
もう引ひきとめても 振ふり向むきもせずに
あなたが消きえていった 空そらが広ひろがっている

流ながれる雲くもを 見守みまもるように
静しずかな風かぜが 世界せかいを包つつむ
さまよいつかれ とまどう私わたし
このままどこへ流ながれてゆけるの

もしつらいことに ふとつまずいても
こんな私わたしをどうか ほっておいてね
もう悲かなしい恋こいは 二度にどとしたくないけど
誰だれかを愛あいす気持きもち ずっと忘わすれないわ

優やさしいうそも 変かわらぬ愛あいも
思おもい出でさえも すべて欲ほしくない
あなたのいない 部屋へやにもきっと
いつもと同おなじ夜明よあけがくるから

昨日きのうを消けして 涙なみだをふいて
思おもい出でさえも すべて欲ほしくない
あなたのいない 部屋へやにもきっと
いつもと同おなじ 夜明よあけが来くるわ

優やさしいうそも 変かわらぬ愛あいも
思おもい出でさえも すべて欲ほしくない
あなたのいない 部屋へやを照てらす
いつもと同おなじ夜明よあけを信しんじてる