「見送るわ」の歌詞 岡村孝子

涙なみだが枯かれるかと思おもう位ぐらいに泣ないた
これで二度にどとあなたを苦くるしめずにすむのね
もう終おわっていたとわかってはいたけど
それを口くちにするのが少すこしこわかっただけ
ちょっと背伸せのびをしてたあの日々ひびが悲かなしい
がむしゃらにやさしさを奪うばいあっていただけ
あなたはたぶん変かわってゆくのね
悲かなしいけれど見送みおくるわ

煙けむった雨あめの午後ごご 人ひとゴミの街まちに立たつ
通とおり過すぎる車くるまが水みずしぶきをはねてく
はがれ落おちたポスターふみつけられるように
こわれかけたこだわりいっそ崩くずれてしまえ
すべてのものが変かわってゆくのを
私わたしはここで見送みおくるわ

生いき方かたを変かえてまで追おいはしないけど
どんなものに変かえてもほしい愛あいはあるのよ

あなたはたぶん変かわってゆくのね
悲かなしいけれど 見送みおくるわ
あなたがいつか変かわってゆくのを
私わたしはここで見送みおくるわ 見送みおくるわ