「カケラ」の歌詞 川嶋あい

ごめんね、ありがとう、さよなら 大切たいせつな言葉伝ことばつたえられずに
今日きょうも明日あしたも未来みらいも何気なにげなく過すごし生いきていくの?
ないものねだりばかりして あるものに気きづかなくて
型かたちにはめた幸しあわせのサイズ 決きめつけていたね
僕達ぼくたちがいつも落おとしてる 多おおくの悲かなしい忘わすれ物ものは
遠とおい地ちで生いきているあの子このたった一ひとつしかない喜よろこびなんだろう

頑張がんばれ、負まけるな、大丈夫だいじょうぶ 振ふり向むいた笑顔悲えがおかなしすぎるね
ほこりにまみれたクラクション ビルに消けされていくこの青空あおぞら
投なげ出だすことに慣なれていく うまくなるつくり笑わらい
うつむいたまま見みえない真実伝しんじつつたえたくて
僕達ぼくたちが通とおり過すぎてゆく いくつもの平淡へいたんな道みちのあとは
一人ひとりきりで生いきているあの子この歩あるき続つづけてきた足跡あしあとなんだろう

大空おおぞらにばらまいた夢ゆめと愛あいのカケラ
もう一度いちどにぎりしめこの胸むねにあてはめたい

僕ぼくたちがいつも笑わらっている 意味いみもなく過すごしてる時ときの中なかで
遠とおい地ちで生いきているあの子この生いきるための涙なみだが大地だいちに消きえていく
僕達ぼくたちが歌うたい始はじめている 落書らくがきみたいなこのメロディーが
絶たえ間まなく世界せかいの果はてまで 優やさしく鮮明せんめいに響ひびき渡わたるように
どうか届とどくように