「空色のアルバム」の歌詞 川嶋あい

16じゅうろくの春はるの窓辺まどべで 開ひらいたアルバムの扉とびら
真冬まふゆの真夜中まよなかの床とこで
にぎったやわらかな手てのひら
枕まくらぬらした夜よる そっと頭あたまを 撫なでてくれた
笑顔1えがおひとつ知しって 大人おとなになった
無邪気むじゃきさまだ残のこして
2度にどとないこの 奇跡きせきの中なかで
巡めぐり会あった愛信あいしんじていたから
真まっすぐな空そら 七色なないろの虹にじ
全部ぜんぶあなたと見みた思おもい出でのページ
降ふりつもる一瞬忘いっしゅんわすれない

空々そらぞらしく聞きいたけれど
あの日ひの言葉今ことばいまでも
大切たいせつに覚おぼえているよ「あなたは私わたしの宝物たからもの」
街まちで見みつけた服ふく おしゃれなアクセ
買かってくれた
時ときには逆さからって ケンカもしたね
優やさしさ気きづかなくて
1ひとつの人生じんせい 1人ひとりじゃないと
今気いまきづいたんだバカな私わたしだね
心こころの落葉おちば 集あつめていつか
大おおきな花咲はなさき誇ほこれるまでいつも
愛あいの水与みずあたえてずっと...

「今いまを信しんじて歩あゆめ」と一言言ひとこといったよね
旅立たびだちの朝あさが来きた 私わたしがんばるから

ごめんねずっと 素直すなおになれずに
ほんとは誰だれより大好だいすきだからね
「ありがとう」の言葉ことばかみしめ
心こころから祈いのるよ側そばにいさせてね

最後さいごに1ひとつ 笑わらってくれたよ
まぶしい朝日あさひによく似合にあっていた
これからの道みち どんな困難こんなん
強つよい絆信きずなしんじて乗のり越こえて行ゆく
空色そらいろのアルバム閉とじた