「雨になる」の歌詞 川嶋あい

神様かみさま 人ひとはどうして生うまれてきたの?
誰だれかを愛あいし愛あいされるため?
大地だいちや大空おおぞら、海うみや森もりは幾千いくせんもの歴史れきしを見みてきた
必かならずつかめる幸しあわせがあるのならどうしてこんなに傷きずつくの?
いつか私達わたしたちは雨あめになり 広ひろい世界降せかいふり注そそぐでしょう
見みえないものにおびえるよりも 見みえる今いまの敵てきと戦たたかう
その中なかで揺ゆれる自分自身じぶんじしん 愛あいや夢ゆめに破やぶれて
くじけそうになり願ねがうheartハート それでも生いきたい
神様人かみさまひとはどうして涙流なみだながす?
いつでも笑顔えがおのままがいいね
消きえない矛盾むじゅんが増ふえていき 何なにが正義せいぎかわからなくなる
きっと余計よけいなものがありすぎるのかな?しがみついてばかりいるかな?
悲かなしみ風かぜとなり別べつの地ちへ 同おなじ痛いたみ運はこんでいくでしょう
憎にくみあうこと、ねたみ、裏切うらぎり いらない感情持かんじょうもってしまう
幸しあわせから遠回とおまわりしていく難むずかしい道みちだけれど
繰くり返かえすことは変かわらない 奇跡きせきは起おこるよ
そして私達わたしたちは雨あめになり 海うみより深ふかい大河たいがになるでしょう
答こたえは出でてもまた悩なやむだろう 大切たいせつなもの失うしなったりして
長ながい長ながい旅たびが持もつ意味いみは 夜明よあけ前まえと似にている
しゃがんではまた立たち上あがり 前見まえみて歩あるくよ