「Flag」の歌詞 川嶋あい

落おとしたばかりの涙なみだはあたたかい受うけ皿ざらを探さがしていた
人ひとと自分じぶんとを比くらべるときには身勝手みがってなてんびんを使つかっていた
落書らくがきされた過去かこたちに笑顔えがおで手てを振ふることはできないよ
曖昧あいまいな海うみを泳およいでいる リアルという陸りくを飛とび出だしてきた
生いきたいけど生いきにくくて この街まちに沈しずんでしまいそう
疑うたがいもなく全すべて信しんじて誰だれもが生うまれてきたはずなのに
人ひとはいつでも淋さびしい生いき物ものなんだね 苦くるしみから逃にげて
いつもかたくなに自分じぶんだけの殻からをつくり閉とじこもってしまう
ここにいていいと言いってほしい そばにいてほしいんだ
あなたは私わたしの存在理由そんざいりゆう

互たがいに偽いつわりでくったカードを胸むねに差さし出だし合あっている
やるせない会話かいわがいくつものやるせない社会しゃかいを演えんじてきた
どれだけ前まえに進すすんでもやり尽つくしたものは何なにもない
泣なき出だしそうになる時ときもある 小ちいさなサインに気きづいてほしくて
半端はんぱな夢ゆめも愛あいも全部ぜんぶリセットしたら何なにか見みえるだろう
自分じぶんの居場所いばしょは与あたえてくれるものじゃない 作つくり出だすものだから
繰くり返かえしていく孤独こどくさえ愛いとしく思おもえたなら

この世よで2ふたつとない自分じぶんだけの旗はたを 誰だれもがためらいながらも
手てを伸のばして高たからかにかかげているんだ

生いきとしいけるすべてのものには必かならず確たしかな意味いみがある
幸しあわせは自分じぶんで作つくり出だすものだろう だからあなたのこと
考かんがえるだけで頑張がんばれるそんな私わたしがいる
愛あいして愛あいされたいんだ ずっと
愛あいして愛あいされたいんだ いつでも