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「旅人」の歌詞 手嶌葵

2006/7/12 リリース
作詞
宮崎吾朗
作曲
谷山浩子
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幾いくつもの昼ひると夜よるを越こえて
幾いくつもの海うみと島しまを渡わたり
真まことの光ひかりを探さがし続つづけ
彼かれの旅たびは未いまだ終おわらず

船ふなべりを叩たたく波なみと話はなし
帆ほを打うつ風かぜのたゆまぬ唄うたを聴きく
内うちなる声こえが導みちびくままに
潮しおに焼やかれた手てで舵かじを取とる

言葉ことばが意味いみをなくした都みやこに
隠かくされた愛あいの言葉ことばを探さがし
声こえなき声こえがすすり泣なく
深ふかき暗闇くらやみの路上ろじょうを歩あゆむ

時ときの失うしなわれた街まちで
亡なき者ものたちのその哀かなしみを知しり
祈いのりの刻きざまれた神殿しんでんに
太古たいこの生いきものの声こえを聞きく

最果さいはての象牙ぞうげの浜辺はまべ
とこしえの夕映ゆうばえの島しま
鳥とりさえかよわぬ荒野こうやの中なかに
小ちいさく瞬またたく命いのちをみる

星降ほしふる夜よるの孤独こどくな眠ねむりに
かなた故郷こきょうの山やまを思おもう

白しろき峰々みねみねと黒くろき森もり
丘おかを駆かけ回まわりし幼おさなき日ひ
夜毎夜毎よごとよごとの炉辺ろばたものがたり
懐なつかしき隠者いんじゃの面影おもかげ

輝かがやかしかりしかの年月としつきを
取とり返かえすことあたわずとも
それを悲かなしむまいとして
彼かれの旅たびは未いまだ終おわらず