「金色野原」の歌詞 手嶌葵

あなたの声こえがする
かわらぬやさしい声こえ
どんなに離はなれても
もう二度にどと会あえなくても

わたしのそばにいる
見守みまもるように 寄よりそうように
生いきてゆくわたしの
道みちを照てらす あなたの光ひかり

わたしの中なかにいる
たくさんの心こころたち
やさしくて意地悪いじわる
強つよくて淋さびしがり屋や

めぐりめぐる心こころ
きょうは雨あめにうなだれても
明日あすはきっと青空あおぞら
どこまでも 澄すんで広ひろがる

金色きんいろに輝かがやく
野原のはらにひとり立たてば
花はなも木きもわたしも
あなたに抱だかれている

悲かなしむことはない
生いきること 死しんでゆくこと
命いのちは響ひびきあう
時ときを超こえて わたしの胸むねに

あなたの声こえがする
かわらぬやさしい声こえ
大おおきくなりなさい
豊ゆたかになりなさい

あなたの声こえがする