「舞桜」の歌詞 木村竜蔵

もしも願ねがいがひとつ叶かなうなら
もう一度いちどあなたに…

ゆらりゆらりと舞まい散ちる花弁かべん 映うつした心模様こころもよう
君きみを探さがして右往左往うおうさおうしながら そよぐ風かぜに漂ただようだけ

二人ふたりの恋こいは桜さくら 淡あわいピンクを纏まとい
咲さき誇ほこって束つかの間まの夢ゆめに身みを寄よせ乱みだれる

逢あいたい逢あえない咲さきし桜さくらに 君きみは戻もどらない
悲かなしいほどに踊おどれ舞まい散ちれ 蔓延はびこる想おもい 今いまはまだ

あの日ひあの場所交ばしょかわした言葉ことばも 抱だき締しめた体温たいおんも
記憶きおくを辿たどりアルバムの中なかで 時間じかんは経たっても色褪いろあせない

蒼あおきハルはいつか 音おとも無なく過すぎ去さるのに
歩あるき出だしたあなたの背中せなかを見送みおくるばかりで

逢あいたくてまた桜さくらの下したで 儚はかない夢ゆめを見みて
狂くるおしくただ胸むねを軋きしませ 季節きせつは巡めぐる 運命うんめいなら

逢あいたい逢あえない咲さきし桜さくらに 君きみは戻もどらない
悲かなしいほどに踊おどれ舞まい散ちれ 蔓延はびこる想おもい 消きえ堕おちるまで