「リトル・トーキョー」の歌詞 杉山清貴

長ながいパートタイム
街まちが夜明よあけに染そまる頃ころ
古ふるい貸部屋ドミトリーに
君きみは疲つかれて帰かえるよ
憧あこがれをバッグにつめて
ここに着ついたあの日ひ
それはあまりに遠とおい 昔むかしの気きがしたよ
きのう越こして行いった
ルームメイトは週末しゅうまつ
いつもちがう男おとこ
連つれこんでいた平気へいきで
この国くにで覚おぼえたものは
スラングとpurple haze
そして弱よわい自分じぶんを 許ゆるしてしまう事こと
why? little tokyo
痛いたいほどカリフォルニアは まぶしすぎて
why? little tokyo
また今朝けさも 狭せまいベッドにもぐりこむよ

その胸むねに描えがいた未来みらい
見失みうしなったままで
君きみは自分自身じぶんじしんを
もう傷きずつけないで
why? little tokyo
つらいほど カリフォルニアは 青あおく澄すんで
why? little tokyo
また今日きょうも 誰だれかの夢ゆめに涙なみだおちた

希望きぼうだけバッグにつめて
ここに着ついたあの日ひ
why? little tokyo
痛いたいほど 君きみの心こころは寂さびしすぎて
why? little tokyo
また今朝けさも 電話でんわをそばに置おいて眠ねむる
why? little tokyo
why? little tokyo