「君の街まで」の歌詞 森恵

夏なつの匂においがする 街まちを横目よこめに通とおり過すぎ
汗あせをぬぐいながら 自転車じてんしゃで坂道さかみちを上のぼる

アスファルトの上うえで ゆらり 踊おどる蜃気楼しんきろう
消きえていくざわめき 目指めざす場所ばしょは一ひとつだけ

キラキラ光ひかる風かぜを浴あびて 心こころも体からだも目めを覚さます
地球ちきゅうが回まわり続つづけるなら 涙なみだも笑顔えがおもやがて巡めぐり会あう

まだ明あかるいうちに 街まちを出でれば間まに合あうかな
太陽たいようが背中せなかを 熱あつく後押あとおしするんだ

季節きせつが変かわりゆく速度そくどで この自転車じてんしゃをこぎながら
優やさしさをかごに詰つめ込こんで 君きみと何処どこまでも走はしりつづけたい

手てのひらに 何なにもないけど
君きみと繋つなぐとほら 愛あいが夢ゆめが溢あふれてくる
希望きぼう・未来みらい 生うまれていく

キラキラ光ひかる風かぜを浴あびて 心こころも体からだも目めを覚さます
地球ちきゅうが回まわり続つづけるなら 涙なみだも笑顔えがおもやがて巡めぐり会あう

季節きせつが変かわりゆく速度そくどで この自転車じてんしゃをこぎながら
優やさしさをかごに詰つめ込こんで 君きみと何処どこまでも走はしりつづけたい