「ウィスキー色の街で」の歌詞 森進一

西にしの空そらがウイスキー色いろに
染そまってゆくこの街まちで
しなやかな
夢ゆめを飲のみながら
かすかないらだちを
流ながそう
生いき急いそぐ
人ひとの流ながれの中なかで
俺おれは俺おれ
こだわりは捨すてないさ
それでいいんだよ
それでいいんだよ
想おもい出でを並ならべながら
ひとりで飲のむのもいいさ
ほろにがい別わかれもあった
ときめく恋こいなどもたまに
揺ゆらめいて
通とおり過すぎゆくものに
捧ささげよう
祝福しゅくふくと微笑ほほえみを
今いまも元気げんきか
今いまも元気げんきか

ざわめきの中なかで揉もまれた
上着うわぎを今脱いまぬぎ捨すてて
帰かえってゆく場所ばしょなど忘わすれ
友ともよ今夜こんやは飲のもうか
ふけてゆく
夜よるの流ながれの中なかで
俺おれは俺おれ
信しんじてる友ともがいる
俺おれに乾杯かんぱい
君きみに乾杯かんぱい