「誰のせいでもない」の歌詞 椎名へきる

いつもの帰かえり道みち 疲つかれた車内しゃないは狭せまくて
繰くり返かえす毎日まいにちを 変かえてくれるのは何なんなの?

なんか足たりない人生じんせいの 帳尻合ちょうじりわせるために
どっかで騒かるいで眠ねむってる人ひとたちと
本当ほんとうは違ちがうはずでしょ?

ラクに生いきれば ラクにはなれない
このままじゃ終おわれない
今いまの自分じぶんが許ゆるせないのは
誰だれのせいでもないじゃない

大人おとなが話はなすのは 社会しゃかいとか世界せかいだとか
もっと心こころのそばに 大切たいせつなことあるのに

"こんなふうに待まっていたって シアワセなんかこないよ"
「そんなことわかってる」って ちょっと笑わらって
鏡かがみの私わたしに言いった

歩あるき出ださなきゃ 何なにも変かわらない
恋こいも逃にげだしそう
あなたが仕事選しごとえらんでくのは
誰だれのせいでもないじゃない

ねぇ どうしたなら 素直すなおに笑わらえるの?
ワガママと正直しょうじきとの間あいだで揺ゆれてる

ラクに生いきれば ラクにはなれない
このままじゃ終おわれない
過去かこも今いまも自分じぶんのすべてを
いつか許ゆるせるように

歩あるき出ださなきゃ 何なにも変かわらない
少すこしずつでもいい
私わたしが誰だれか愛あいするように
こんな自分じぶんを愛あいしたい