「お元気で!」の歌詞 槇原敬之

君きみと出会であってはじめて
心こころから気付きづいたんだ
僕ぼくらはこんなにも誰だれかと
分わかり合あいたいと思おもえる
別わかれるときになって初はじめて
心こころから気付きづいたんだ
僕ぼくらはこんなにも誰だれかを
好すきになってしまう事ことを

抱だき会あい背中せなかをたたいた拍子ひょうしに
心揺こころゆれて涙なみだが溢あふれたけど

地球ちきゅうが丸まるいことが
とても嬉うれしく思おもえたよ
だって歩あるいていればまた
出会であえると 今いま 笑わらいあえる
君きみの信しんじたものを
正直しょうじきにつらぬきながら
元気げんきで生いきていくことを
心こころから祈いのるよ
友ともよ また会あおう

行いくと決きめた道みちだから
一人ひとりでも行いくつもりだった
だから君きみに出会であえた事ことは
嬉うれしい出来事できごとだった
丁度複雑ちょうどふくざつに入いり組くんだ
高速道路こうそくどうろのジャンクションさ
分わかれ道みちまでのカーブ 並ならんで
走はしったのが君きみで良よかった

それは短みじかい時間じかんだったけれど
君きみがいないと寂さびしくなるよ

地球ちきゅうが丸まるいことが
とても嬉うれしく思おもえたよ
だって歩あるいていればまた
出会であえると ほら 笑わらいあえる
僕ぼくの信しんじたものを
正直しょうじきにつらぬきながら
元気げんきで生いきていくことを
祈いのっていてくれよ
友ともよ また会あおう

誰だれかを心こころから好すきになる程ほどに
泣なきたくなる様ような悲かなしみが突然とつぜん
襲おそう時ときがあるのはきっと
生うまれ変かわる度たびに繰くり返かえした別わかれの
辛つらさ覚おぼえているからなのだろう

地球ちきゅうが丸まるいことが
とても嬉うれしく思おもえたよ
だって歩あるいていればまた
出会であえると 今いま 笑わらいあえる
君きみの信しんじたものを
正直しょうじきにつらぬきながら
元気げんきで生いきていくことを
心こころから祈いのるよ
友ともよ また会あおう

その時ときまでどうか
どうか どうか お元気げんきで!