「優しい歌が歌えない」の歌詞 槇原敬之
2004/4/28 リリース- 文字サイズ
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この楽曲へのみんなの気持ち
抱かかえた苦くるしみは誰だれのせいと
人ひとをひどく責せめる的まとはずれを
何度なんども何度なんども繰くりかえして
苦くるしみは前まえより増ふえるばかり
同おなじページを捲めくりすぎた
本ほんのように日々ひびは すり切きれて
自分じぶんの中なかを見みる以外いがいに
もう術すべはなくなってしまってた
そこで僕ぼくは確たしかに見みたんだ
総すべてを人ひとのせいにして
だれでも平気へいきで傷きずつけるような
もうひとりの自分じぶんが
こころの中なかで暴あばれながら
僕ぼくをぼろぼろにするのを
はじめて のぞいた心こころの中なかは
見みたこともない暗闇くらやみで
僕ぼくは とても怖こわくなって
何度なんども足あしがすくんだ
夏なつに間まに合あうように木この葉はは
日陰ひかげを作つくろうと大おおきくなり
木この葉曇はぐもる小ちいさな陰かげを
愚おろか者ものにも分わけてくれる
責せめるつもりなど無ないというように
葉音はおとの歌うたを歌うたってくれる
人ひとに生うまれたはずの僕ぼくは優やさしい
歌うたの一ひとつも歌うたえない
たとえ 何なにか出来できなくたっていい
せめて これから生いきるときに
同おなじような事ことを繰くり返かえして
誰だれかをまた傷きずつけぬよう
こころの中なかをどんなときも
見みつめられる強つよい自分じぶんになりたい
はじめてのぞいた心こころの中なかが
あんな闇やみに包つつまれていたのは
自分じぶんをかばう僕ぼくの手てが
光ひかりを遮さえぎっていたからだ
この気持きもちさえ身勝手みがってな
想おもいと今いまは解わかるけど
本当ほんとうにすまないことをしたと
今いますぐ謝あやまりに行いきたい
木この葉曇はぐもる背中せなかを押おすように
突然とつぜん 強つよい風かぜが吹ふいて
立たち上あがると僕ぼくの行ゆく
5月ごがつの道みちが光ひかっていた
優やさしい歌うたが僕ぼくにも
歌うたえそうだ
人ひとをひどく責せめる的まとはずれを
何度なんども何度なんども繰くりかえして
苦くるしみは前まえより増ふえるばかり
同おなじページを捲めくりすぎた
本ほんのように日々ひびは すり切きれて
自分じぶんの中なかを見みる以外いがいに
もう術すべはなくなってしまってた
そこで僕ぼくは確たしかに見みたんだ
総すべてを人ひとのせいにして
だれでも平気へいきで傷きずつけるような
もうひとりの自分じぶんが
こころの中なかで暴あばれながら
僕ぼくをぼろぼろにするのを
はじめて のぞいた心こころの中なかは
見みたこともない暗闇くらやみで
僕ぼくは とても怖こわくなって
何度なんども足あしがすくんだ
夏なつに間まに合あうように木この葉はは
日陰ひかげを作つくろうと大おおきくなり
木この葉曇はぐもる小ちいさな陰かげを
愚おろか者ものにも分わけてくれる
責せめるつもりなど無ないというように
葉音はおとの歌うたを歌うたってくれる
人ひとに生うまれたはずの僕ぼくは優やさしい
歌うたの一ひとつも歌うたえない
たとえ 何なにか出来できなくたっていい
せめて これから生いきるときに
同おなじような事ことを繰くり返かえして
誰だれかをまた傷きずつけぬよう
こころの中なかをどんなときも
見みつめられる強つよい自分じぶんになりたい
はじめてのぞいた心こころの中なかが
あんな闇やみに包つつまれていたのは
自分じぶんをかばう僕ぼくの手てが
光ひかりを遮さえぎっていたからだ
この気持きもちさえ身勝手みがってな
想おもいと今いまは解わかるけど
本当ほんとうにすまないことをしたと
今いますぐ謝あやまりに行いきたい
木この葉曇はぐもる背中せなかを押おすように
突然とつぜん 強つよい風かぜが吹ふいて
立たち上あがると僕ぼくの行ゆく
5月ごがつの道みちが光ひかっていた
優やさしい歌うたが僕ぼくにも
歌うたえそうだ