「風揺れる街」の歌詞 永山尚太

悲かなしみこらえたら 息いきが詰つまってしまうよ
こぼれた涙なみだは 荒あれ果はてた土つちを潤うるおす

誰だれかがそう言いってた 慰なぐさめる訳わけもなく
優やさしさに溢あふれた 季節きせつがまた ここにやってきたみたいだ

風揺かぜゆれる街まち 残のこされた恋こい 懐なつかしい香かおりがするなら
取とり留とめのない 気持きもちさえも すぐに晴はれるよ
瞬またたく間まに 道みちが開ひらいて 心こころのままに行いけばいいさ
ときに問といかける 今日きょうがあればいい

昨日きのうの切せつなさは あかつきの空そらに消きえて
語かたりかけながら これからの世界せかいを描えがく

いつしか忘わすれてた ぬくもりを探さがすように
やっとたどり着ついた 未来みらいがある 強つよく想おもってた未来みらいが

風揺かぜゆれる街まち 明日あしたの出会であい そこにいる誰だれかのために
果はてない夢ゆめを 今いまもずっと 追おいかけているよ
そして街まちは やがて輝かがやき それぞれの場所ばしょを照てらすだろう
ときに愛あいを告つげて 生いき続つづけるだろう

変かわり行ゆく景色けしきが はやく感かんじたら
少すこしだけ歩あゆみ止とめて 眺ながめていよう

風揺かぜゆれる街まち 残のこされた恋こい 懐なつかしい香かおりがするなら
取とり留とめのない 気持きもちさえも すぐに晴はれるよ
瞬またたく間まに 道みちが開ひらいて 心こころのままに行いけばいいさ
ときに問といかける 今日きょうがあればいい