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「ホテル港や」の歌詞 石川さゆり

1992/8/21 リリース
作詞
阿久悠
作曲
弦哲也
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三日三晩みっかみばん
まつりばやしがふとんで
秋風あきかぜにしむよる最後さいご花火はなび
これでもうなん未練みれんも なくなったわと
うつむいて つぶやいて なみだぐむ
ブリキのランタン うすあかり
不幸ふこう似合にあいの ひとりざけ
はないけど きるも つらくて
波止場町はとばまち ホテルみなと

出船入船でふねいりふね
ひとでにぎわう桟橋さんばし
見送みおくりのかもめひく景色けしき
此処ここ何処どこくのもせつないからと
うすむね きしめて をよじる
むかし夢見ゆめみひとがいて
舟唄ふなうたばかりをくちずさむ
もないけど 素面しらふもつらくて
波止場町はとばまち ホテルみなと

一生一度いっしょういちど
こいしんじたばっかりに
北国きたぐに海見うみみすご無口むくちになった
ぐせは やっとなおってうれしいけれど
真夜中まよなかに うずくまり つめ
ひとれ ふた海鳴うみなりに
霧笛むてきしずけさに
はないけど わらうもつらくて
波止場町はとばまち ホテルみなと