「波」の歌詞 稲葉浩志
1997/1/29 リリース- 文字サイズ
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この楽曲へのみんなの気持ち
朱あかい朱あかい海うみに
くらげのように
とろけてゆく太陽たいよう
君きみがすぐに どこかに
行いかないように
手てを握にぎろう
もうすこし 動うごかないで
胸むねの鼓動こどう 静しずまるまで
まだ幼おさない闇やみのむこうに
星ほしたちが浮うかびあがり
君きみは群青ぐんじょうに
吸すいこまれるように
消きえてゆくの
わかるよ これ以上いじょうは
もう いっしょにいては
いけないと
嵐あらしの夜よるの 波なみのように
見みえない何なにかに おびえて
道みちの前まえで 迷まよい
立たちどまっている
なくすものに はじめて
気きづいているから
すがりたい人ひとも
待まつ人ひとも全部ぜんぶ
なくしてしまいたい
本当ほんとうに
ひとりきりになって
さまよってみたい
そんな勇気ゆうきのない
自分じぶんを笑わらって
また 嫌いやになるよ
寄よせてはかえす
波なみのように
いつでも ゆらゆら
揺ゆれている
安やすらぎも不安ふあんも
消きえることはない
他人だれかを見みつめて みんな
生いきているから
僕ぼくが おぼれてるのは
よけいなものの
海うみなんだろうか…
まばたきほどの 時ときに沈しずむ
人ひとを幸しあわせにできる
鍵かぎがあるという
なにもかも愛あいしてみたい
大おおきくこの腕うでを広ひろげて
本当ほんとうは君きみをまるごと
包つつんでみたいよ
そして無限むげんの海うみを
潜もぐってゆきたい
くらげのように
とろけてゆく太陽たいよう
君きみがすぐに どこかに
行いかないように
手てを握にぎろう
もうすこし 動うごかないで
胸むねの鼓動こどう 静しずまるまで
まだ幼おさない闇やみのむこうに
星ほしたちが浮うかびあがり
君きみは群青ぐんじょうに
吸すいこまれるように
消きえてゆくの
わかるよ これ以上いじょうは
もう いっしょにいては
いけないと
嵐あらしの夜よるの 波なみのように
見みえない何なにかに おびえて
道みちの前まえで 迷まよい
立たちどまっている
なくすものに はじめて
気きづいているから
すがりたい人ひとも
待まつ人ひとも全部ぜんぶ
なくしてしまいたい
本当ほんとうに
ひとりきりになって
さまよってみたい
そんな勇気ゆうきのない
自分じぶんを笑わらって
また 嫌いやになるよ
寄よせてはかえす
波なみのように
いつでも ゆらゆら
揺ゆれている
安やすらぎも不安ふあんも
消きえることはない
他人だれかを見みつめて みんな
生いきているから
僕ぼくが おぼれてるのは
よけいなものの
海うみなんだろうか…
まばたきほどの 時ときに沈しずむ
人ひとを幸しあわせにできる
鍵かぎがあるという
なにもかも愛あいしてみたい
大おおきくこの腕うでを広ひろげて
本当ほんとうは君きみをまるごと
包つつんでみたいよ
そして無限むげんの海うみを
潜もぐってゆきたい