「Wonderland」の歌詞 稲葉浩志

ねえ 扉とびらを閉とざして そこから動うごかないのは
臆病者おくびょうもののやることだと 信しんじて疑うたがいもしなかったんだよ
君きみを変かえてやろうなんて はずかしく思おもいあがり
まるで天国てんごくか どこかに 導みちびくように話はなしかけていた

顔かおを見みるたび あせって いらいら
見当違けんとうちがいの 使命感しめいかんを抱だいて
いったい僕ぼくはナニサマなんだ
ああ ほんとに馬鹿ばかみたい

せっせと他人ひとを哀あわれむ
僕ぼくを哀あわれむだろ?

思おもい出だすたび 不思議ふしぎな気きがして
幸しあわせがなんだかわかんなくなって
信しんじてたものが意味いみを亡なくす
何なにか言いおうとしてたの?

OHオー Laラ Laラ Laラ
うらがえしの世界せかいをごらんなさい
勇気ゆうきがあるなら
しがみつくのも 手てを離はなすのも
あっというまのWonderlandワンダーランド

OHオー Laラ Laラ Laラ
うらがえしの世界せかいをごらんなさい
勇気ゆうきがあるなら
影かげは光ひかりに 醜みにくさは美うつくしさに
パッと変かわるWonderlandワンダーランド

僕ぼくがいつか捨すてた
ガラクタを磨みがいて
ぴかぴかのそいつを抱だいて
君きみは ただ笑わらってる
フツーに笑わらってる