「心像放映」の歌詞 米津玄師

心像放映しんぞうほうえい
私あたしに心こころを見みせてくれ
心像放映しんぞうほうえい
火星かせいの果はてから声こえがする

心像放映しんぞうほうえい
映像えいぞうを夢ゆめに注そそいでくれ
心像放映しんぞうほうえい
太陽たいようも青あおく塗ぬりつぶした

きっとまたあなたは優やさしくなって
私あたしに花はなを贈おくるのだろう
それでも私わたしはさびしくて
また涙なみだを裂さいて笑わらうのだ
凛りんと澄すむ心こころが一人ひとりになって
あなたと違ちがう私わたしを知しる
がらくたみたいな心こころでも
何なにかプレゼントできるかな

心像証明しんぞうしょうめい
ぼやけた魚さかなが映うつるのは
心像証明しんぞうしょうめい
私あたしの心こころの一部いちぶだろう

きっとまた揺ゆれる街路樹がいろじゅのそばで
私わたしの影かげに気付きづくのだろう
それでも私わたしは嬉うれしくて
全すべてを捨すて去さって泣ないたのだ
睫毛まつげの下したから絵えの具ぐのような
心こころの一部いちぶが落おちていく
きっとまだあなたは優やさしいんだ
それじゃ 私あたしはどうだろうな

きっとまたあなたは優やさしくなって
私あたしに花はなを贈おくるのだろう
それでも私わたしはさびしくて
また涙なみだを裂さいて笑わらうのだ
凛りんと澄すむ心こころが一人ひとりになって
あなたと違ちがう私わたしを知しる
がらくたみたいな心こころでも
何なにかプレゼントできるかな

あなたと私わたしを繋つなぐように
心こころを映うつせ 古ふるいテレビよ