「彼女のフィアンセ」の歌詞 谷村有美

一生いっしょうに一度いちどくらい 賭かけをしてみよう
すり抜ぬけられるものならすり抜ぬけたいけど

「話はなしがあるんだ」なんて ドキドキしちゃうの
”青あおい空そら”が見みえるか”谷底たにぞこ”落おちるか

いつもの場所ばしょにつくと 同おなじ席せきで落おち着ついてた
世間話せけんばなしのように 聞きき始はじめた私わたしに待まってたもの
・・・・・・・・・・・・・・・・・”谷底たにぞこ”!!

彼女かのじょにフィアンセいたなんて
寝耳ねみみに水みずの大だいショックよ
だからあんなに しあわせそうなの
きっと彼女かのじょのことだから
素敵すてきな人ひといるはずと思おもってた
でもそれが目めの前まえの あなただなんて!!

平気へいきなフリしてるけど 足あしはガクガク
顔かおに出ださないトコが私わたしの短所たんしょね

あなたはきっと誰だれにでも その優やさしさ同おなじなのね
その笑顔えがおこれからも 他ほかの誰だれか悲かなしみの主役しゅやくにするのね

彼女かのじょにフィアンセいたなんて
軽かるい気分きぶんの重おもい話はなし
どうして今いままで 黙だまっていたのよ!!
午後ごごの日差ひざしも関係かんけいない
今いまの私わたしは海うみの底そこで息いきもできない
でもいつか 浮うかんで見みせる

このまま夢ゆめの続つづき 見続みつづけたいできるならば
私わたしが愛あいしたこと 憶おぼえていて夢ゆめの中なかだけでもいいから

あなたのフィアンセ彼女かのじょなんて
掟破おきてやぶりりの大だいショックよ
だからこんなに しあわせそうなの
きっと私わたしのことだから
痛いたみもいつか宝物たからものに変かえて見みせるわ
必かならず しあわせになる