「陽が昇る前に」の歌詞 超飛行少年

大たいそうな荷物抱にもつかかえて何処どこに行いった
帰かえってきておくれよ僕ぼくのオリジナルスタイル
不自由ふじゆうな想おもいばかりさせてすまなかった
もう少すこしでお前まえの居場所取いばしょとり戻もどしてやるからさ

良いい人止ひとどまりじゃ 多分たぶんもうこれ以上いじょう
上手じょうずに笑わらえないねって笑わらった

身みに覚おぼえのない荷物にもつだけ 背負せおわされてるような気きがして
何処どこかに置おいてこうとしても 切せつないのは何故なぜ
幸しあわせになれそうなものは あれもこれも全部手ぜんぶてにして
少すこし抱かかえきれなくなった 大丈夫だいじょうぶ それだけのこと

無愛想ぶあいそうな顔かおしたままで何処どこに行いった
戻もどってきておくれよ僕ぼくのオリジナルスタイル
不器用ぶきような言葉ことばばかりですまなかった
誰だれかに暴あばかれるのが恐こわかっただけなんだ

這はいずり回まわったって のた打うち回まわったって
昨日きのうまでの僕ぼくは消けせなかった

今いままで残のこした足跡あしあとは 後うしろめたいような気きがして
生うまれ変かわろうともがいても 悲かなしいのは何故なぜ
誰だれかを思おもいやるその度たび 同おなじような見返みかえり期待きたいして
小ちいさな優やさしさ見落みおとした そうやってまた一ひとつ気きが付ついた

陽ひが昇のぼる前まえにここを出でよう
昨日きのうが少すこし醜みにくいけど
後悔こうかいとか間違まちがいとか 今いまなら連つれて行いけそう

身みに覚おぼえのない荷物にもつだけ 背負せおわされてるような気きがして
何処どこかに置おいてこうとしても 切せつないのは何故なぜ
幸しあわせになるくらいいいだろ その為ために転ころんで立たち上あがって
自分じぶんらしさという場所ばしょまで 精一杯歩せいいっぱいあるいて行いくだけ

精一杯歩せいいっぱいあるいて行ゆくだけ