「はがゆい唇」の歌詞 高橋真梨子

他人たにんなら 優やさしく出来できても
恋こいはエゴイスト
淋さびしさで
抱だき合あうのさえも
ときに 臆病おくびょうになるわ
そう 街まちは大おおきな鳥篭とりかごね
みんな 飛とべないの
歯痒はがゆいのよ その唇くちびる
キスする場所ばしょ 間違まちがえてる
心こころの傷きずなら
そんなとこにない
歯痒はがゆいのよ その口くちづけ
私わたしの中なかの落おとし穴あな
ぽっかり開あいてる
孤独こどくを塞ふさいで

真夜中まよなかに
シャワーを浴あびると
窓まどにナルシスト
仄白ほのじろい 乳房ちぶさを映うつして
綺麗きれい そう呟つぶやいてる
ねえ 少女染しょうじょじみた
科白せりふでしょう
時ときよ このままで
歯痒はがゆいのよ その唇くちびる
仮面かめんのままじゃ感かんじない
炎ほのおの疼うずきに
直接触ちょくせつふれてね
歯痒はがゆいのよ その口くちづけ
夜よるの闇やみを 乱みだすくらい
ぴったり二人ふたりの
溜ため息重いきかさねて

歯痒はがゆいのよ その唇くちびる
キスする場所ばしょ 間違まちがえてる
心こころの傷きずなら
そんなとこにない
歯痒はがゆいのよ その口くちづけ
私わたしの中なかの落おとし穴あな
ぽっかり開あいてる
孤独こどくを塞ふさいで