「僕の嘘」の歌詞 高橋真梨子

連絡れんらくが滞とどこおってる 寂さびしい人ひとに伝つたえて
君きみは雨あめの中なか こころ紫陽花色あじさいいろ

メランコリック雨あめ 小気味好こぎみよいリズムのとき
君きみがつくる 何気なにげない笑顔えがおにふれずにいられはしない

確たしかに僕ぼくは大おおきな嘘うそをついたのは認みとめるけど
精せいいっぱいの愛情込あいじょうこめた方便ほうべんだったと云いわせておくれ

本当ほんとうは君きみのこと いつしか 漂ただよいはじめ
ほんの少すこしだけ 遠とおざかりかけてた

君きみがくれた愛あいを 無造作むぞうさに受うけ止とめてた
こんなふうに 形かたちを変かえて 自分じぶんの愚おろかさに気付きづく

やがて戸惑とまどいの嘘うそでもいい この場所ばしょへと戻もどるなら
すべてを受うけ入いれてあげるから この世よの果はて 終おわりが来きても

仕事しごとも手てにつかず そぼふる雨あめに聞きき入いる
冷つめたい雨あめ 君きみのぬくもりが欲ほしくなる今いままで以上いじょう

そして完かんぺきな嘘うそでもいい この場所ばしょへと戻もどるなら
すべてを受うけ入いれてあげるから この世よの果はて 終おわりが来きても

確たしかに僕ぼくは大おおきな嘘うそをついたのは認みとめるけど
精せいいっぱいの愛情込あいじょうこめた方便ほうべんだったと云いわせてほしい