「光の中で」の歌詞 175R

いくつもの季節きせつが過すぎて
あの日ひが思おもい出でに変かわる
どこかに置おいてきたままの
自分じぶんが僕ぼくを睨にらみつける
時計とけいの針はりは進すすむから
それでも明日あしたは来くるから
逃にげてばかりじゃいられない
立たち止どまっててもいられない

飛とび出だした町まちを背せにして
華はなやいだ街まちの明あかりに
飲のみ込こまれそうで恐こわいけど

晴はれた空そらの向むこうに
君きみを思おもい出だしてた
きっと今いまの僕ぼくが歌うたえるのは
あの日君ひきみに逢あえたから

夢中むちゅうで追おいかけた夢ゆめは
遠とおくに浮うかぶ雲くものように
掴つかんだ指ゆびの隙間すきまから
こぼれ落おちて消きえちゃいそうで

溢あふれだす涙なみだの訳わけも
輝かがやいたあの一瞬いっしゅんにも
どこにも嘘うそなどないけど

明あけた空そらの向むこうに
君きみを思おもい出だしてた
きっと今いまの僕ぼくも映うつる景色けしきも
どこか寂さびしげに見みえて…

晴はれた空そらの向むこうに
君きみを思おもい出だしてた
きっと今いまの僕ぼくが歌うたえるのは
あの日君ひきみに逢あえたからなんだよ
もしもどこかで君きみが明日あしたに怯おびえるなら
僕ぼくが道みちを示しめす光ひかりになろう
そんな歌届うたとどけにいこう
青あおすぎる空そらを越こえて