「メリーゴーラウンド」の歌詞 369

お金かねみたいなものとは違ちがうお城しろが心こころの中なかにある
先さきを行ゆくお姫様ひめさまはいつだって同おんなじぐらいの距離きょりで遠とおいまま

どうやら僕ぼくら社会しゃかいの人ひとは一定周期いっていしゅうきでループしてる
一人用ひとりよう 二人用ふたりよう 三人用さんにんよう 無様ぶざまなもんだねダーティージョーク
ぴったり届とどかない やっぱり届とどかない
滞とどこおり無ないはずなのに絶妙ぜつみょうな距離感きょりかんの大渋滞だいじゅうたい

右みぎには成功せいこう 左ひだりに栄光えいこう 等間隔とうかんかくで先行せんこうしている
社長しゃちょう 課長かちょう 平社員ひらしゃいん 貧乏木馬びんぼうもくばにヒマなし

仕事しごとと愛情あいじょうが
自由じゆうとサクセスが
かわるがわるメリーゴーラウンド
どうせ世界せかいはそんなもの
遊あそびと甲斐性かいしょうが
クールと情熱じょうねつが
まわるまわるメリーゴーラウンド
頭あたまの中なかぐるぐると

僕ぼくの社長しゃちょうは理想りそうと違ちがう だけど教おそわる事ことが凄すごくある
この差さを埋うめるものはなんだ?自分じぶんサイズの回転木馬かいてんもくば

皆みんなで笑わらって回まわってる それ見みて皆みんなが笑わらってる
勝者しょうしゃも敗者はいしゃもタンデム 終おわりの見みえないランデブー
しっかり無理むりが無ない やっぱり無理むりがない
追おって追おわれて揉もんで揉もまれて 更さらにムチ入いれる新世代しんせだい

浮ういたり沈しずんだりの繰くり返かえし 焦あせってみたってしょうがない
流行りゅうこうはまた帰かえってくる お釈迦様しゃかさまの掌ての上うわまわる

妥協だきょうと愛嬌あいきょうが
国民こくみんの代表だいひょうが
かわるがわるメリーゴーラウンド
驚おどろくほどせまい事こと
見みた目めと内容ないようが
数字すうじとプロセスが
まわるまわるメリーゴーラウンド
同おんなじ所とこぐるぐると
同おんなじ距離ペースでぐるぐると

意地悪いじわるな魔女まじょが追おってくる どんなに逃にげてもついてくる
喜よろこび天下てんかの回まわり物もの 今いまは「無ない」って思おもってても一周回いっしゅうまわって「有あり」になる
加速かそくいたします 掴つかまれ!

仕事しごとと愛情あいじょうが
自由じゆうとサクセスが
かわるがわるメリーゴーラウンド
どうせ世界せかいはそんなもの
遊あそびと甲斐性かいしょうが
クールと情熱じょうねつが
まわるまわるメリーゴーラウンド
頭あたまの中なかぐるぐると
世界中せかいじゅうみんなぐるぐると