「レム」の歌詞 BUMP OF CHICKEN

狂くるったふりが板いたについて 拍手はくしゅモンです 自己防衛じこぼうえい
それ流行はやってるわけ? 孤独主義こどくしゅぎ 甘あまったれの間あいだで大だいブレイク

意味いみは無はいとかごまかすなよ 汗あせまみれでよくもまぁ
爪先つまさきまで理論武装りろんぶそう 何なにと張はり合あってるんだか
誰だれと戦たたかってるんだか

誰だれかが呟つぶやいた 「汚よごれてしまった」
その肩かたを叩たたいた その手ても汚よごれてた

与あたえられた餌えさの味あじ 解わからないけど 先まず批評ひひょう
美味うまい・不味まずいの基準きじゅんは 隠かくれて読よんだ週刊誌しゅうかんし

変かわったふりを見透みすかされて 芸術的げいじゅつてきな言いい訳わけ
わきまえた大人おとなの顔かお 守まもるモノでもあったの
それとも既すでに飽あきたの

誰だれかが呟つぶやいた 「忘わすれてしまった」
その声こえが聞きこえた事ことすら忘わすれたの

冷さめたふりがしたいなら もう少すこし賢かしこくやれ
今更何いまさらなにを恐こわがる 嘘うそを嘘うそと思おもわずに
人ひとを人ひとと思おもわずに

キャンバスに塗ぬり潰つぶした跡あと そこに何なにを描えがいていたの
生うまれた事ことを恨うらむのなら ちゃんと生いきてからにしろ

誰だれかが呟つぶやいた 「気付きづいてしまった」
慌あわててこっそり逃にげた それも気付きづかれたぞ

現実げんじつと名付なづけてみた妄想もうそう その中なかで借かり物競争ものきょうそう
走はしり疲つかれたアンタと 改あらためて話はなしがしたい
心こころから話はなしてみたい