「東京」の歌詞 Mr.Children

東京とうきょうを象徴しょうちょうしているロボットみたいなビルの街まち
目一杯めいっぱい 精一杯せいいっぱいの
働はたらく人ひとで今日きょうもごった返がえしてる
信号待しんごうまち。足あしを止とめて誰だれかが口笛くちぶえを吹ふいてる
ときれとぎれの旋律せんりつだけど
なぜかしら 少すこしだけ癒いやされてる

描えがいた夢ゆめ
それを追おい続つづけたって 所詮しょせん
たどり着つけるのはひとにぎりの人ひとだけだと知しってる
「それならば何なんのために頑張がんばってる？」
とか言いいながら分わかってる
この街まちに大切たいせつな人ひとがいる

東京とうきょうは後戻あともどりしない
老おいてく者ものを置おき去ざりにして
目一杯めいっぱい 手一杯ていっぱいの
目新めあたらしいモノを抱かかえ込こんでく

思おもい出でがいっぱい詰つまった景色けしきだって また
破壊はかいされるから 出来できるだけ執着しゅうちゃくしないようにしてる
それでも匂においと共ともに記憶きおくしてる
遺伝子いでんしに刻きざみ込こまれてく
この胸むねに大切たいせつな場所ばしょがある

バイパスに架かかる歩道橋ほどうきょうからよく見みえる
ベランダに咲さいた彩いろとりどりの花はな
甘あまい匂においがこの胸むねにあふれ出だす
あの人ひとに手紙てがみでも書かこうかなぁ？

描えがいた夢ゆめ、理想りそうを追おい続つづけたって 多分たぶん
ものにできるのはひとにぎりの人ひとだけど
あと少すこし頑張がんばってみようかな
それでもいつか可能性かのうせいが消きえる日ひが来きても
大切たいせつな人ひとはいる

思おもい出でがいっぱい詰つまった景色けしきだって また
破壊はかいされるから 出来できるだけ執着しゅうちゃくしないようにしてる
それでも匂においと共ともに記憶きおくしてる
遺伝子いでんしに刻きざみ込こまれてく
この街まちに大切たいせつな場所ばしょがある
この街まちに大切たいせつな人ひとがいる