「ダンスマカブラ」の歌詞 Plastic Tree

ガラクタみたいなベンチに座すわり込こむ詩人しじん
重おもたい灰色背負はいいろせおった地獄じごくの季節きせつ
呪のろいで脱ぬげない靴履くつはき踊おどるバレリーナ
「退屈たいくつしのぎに余興よきょうはおひとついかが?」

痺しびれた爪先つまさきが踊おどったら
バランスを失うしなって瞬まばたきのスピードで
螺旋らせんを描えがいて落おちてくように
悪趣味あくしゅみな妄想もうそうが目めを覚さまし赤あかい舌出しただした

雨音あめおと・サイレン・天使てんしはそっと羽はばたき
耳鳴みみなり意識いしきをべったり塗ぬりつぶしたら
流ながれて来きたのは歪ゆがんだ古ふるい童唄わらべうた
カゴから出でれずに夜明よあけの晩ばんに滑すべる影かげ

痺しびれた爪先つまさきが縺もつれたら
バランスを失うしなって瞬まばたきのスピードで
無限むげんの坂道落さかみちおちてくように
悪趣味あくしゅみな妄想もうそうが目めを覚さまし赤あかい舌出しただした

ガラクタみたいなベンチに座すわり込こむ詩人しじん
重おもたい灰色背負はいいろせおった地獄じこくの季節きせつ
呪のろいで脱ぬげない靴履くつはき踊おどるバレリーナ
「退屈たいくつしのぎに余興よきょうはおひとついかが?」

痺しびれれた爪先つまさきが踊おどったら
バランスを失うしなって瞬まばたきのスピードで
螺旋らせんを描えがいて落おちてくように
悪趣味あくしゅみな妄想もうそうが剥むき出だしになって行いく
痺しびれた爪先つまさきが踊おどったら