「ナミダドロップ」の歌詞 Plastic Tree

ねぇ 夕暮ゆうぐれ たそがれ ビードロの街まち 残のこったまんまの忘わすれ物ものがあるんだ
また胸むねの奥おくたたく声こえは君きみだよ 砕くだけないように想おもいをギュッと押おさえなきゃ

名なを呼よび合あい 名なを告つげ合あい ぐるぐる回まわる惑星わくせいで 君きみと僕ぼく 会あえた事こと

涙なみだこぼれたら何なにがなくなるの? サヨナラ溶とけたら何なにが残のこるかな?
言葉ことばにならない想おもい ひとしずく 冷つめたく乾かわいて 少すこしだけ苦にがいな

もう 宵闇よいやみ 思おもい込こみ セロハンの街まち 無数むすうの光ひかりの中なかで交かわしたお別わかれ
あの指切ゆびきりしたあと 嘘うそつきの指ゆび ささくれ出来できて今いまでもちょっと痛いたいよ

散ちらばってくスケッチを両手りょうてであわてて拾ひろうよ 似にてないな 君きみの顔かお

涙なみだこぼれたら忘わすれてくのかな? カナシミ溶とけたらちゃんと見みえるかな?
きらめく世界せかいで揺ゆらめくカゲロウ 冷つめたく乾かわいて 消きえてく手て 握にぎって

月つきより風吹かぜふきかき消けされてくけど ハレルヤのように君きみまで届とどいてよ
ねぇ 今いまどこで何なにしてるんだろう? 教おしえてよ

涙なみだこぼれたら何なにがなくなるの? サヨナラ溶とけたら何なにが残のこるかな?
言葉ことばにならない想おもい ひとしずく 冷つめたく乾かわいて 消きえていくよ ほら

例たとえば 世界せかいが嘘うそでデタラメで出来できてたとしても たぶん気きにしないよ
この星ほしのどこか僕ぼくは歌うたってて この星ほしでどうか君きみは笑わらっていて