「瞳孔」の歌詞 Plastic Tree

時間じかん 夢現むげん 眠ねむれなくって朝あさをただ待まってんの
秘密ひみつ 呪文じゅもん 憂うれいすら微笑ほほえみにして ケセラセラ
日々ひび 割われ 笑わらう 名なもない感情かんじょうの向むかうその先さきは?
からっぽの運命論うんめいろん 信しんじているその理由ワケは?

偽いつわりの両翼りょうよくで飛とんだら 未来みらい 予測よそく 不明ふめい
揺蕩たゆたうように戯たわむれたくて また眼めを瞑つぶった

触さわれない夢ゆめに瞳孔どうこうが開ひらく
瞬またたきのちいさな闇やみに君きみが
ゆらめいて きらめいて
いつだって嗚呼ああ 映うつるけど 瞞まやかし

ロジック 模倣もほう 字詰じつめて見みつめて探さがす自分じぶんを指さす言葉ことば
ごらん 外そと 賑にぎやかな孤独こどくのパレードが奇麗きれい

曖昧あいまいな存在そんざいじゃ否いなって 泣なく 喚わめく 騒さわぐ
饒舌じょうぜつな情熱じょうねつに飽あきて 無言劇むごんげきの始はじまり

鈍色にびいろな夢ゆめが網膜もうまくに残のこる
花降はなふりかかるお終しまいがきたら
永遠えいえんも 一瞬いっしゅんも
舞まい散ちって嗚呼ああ ぐるぐると目眩めまいは螺旋らせん

懺悔日和ざんげびよりな晴天せいてんにどんな歌うたが似合にあうでしょう
繰くり返かえす夢ゆめは輪唱りんしょう さよならは罅ひびいて残響エコー

夜よるみたいな眼めの奥おくで何なにを視みてる?
表おもてと裏うらの間あいだ 射さした光ひかり
遮さえぎって 彷徨さまよって
手てを伸のばしても 此これもまた 幻まぼろし

触さわれない夢ゆめに瞳孔どうこうが開ひらく
瞬またたきのちいさな闇やみに君きみが
ゆらめいて きらめいて
いつだって嗚呼ああ 映うつり込こむ 瞞まやかし