「退屈マシン」の歌詞 Plastic Tree

16じゅうろくピースじゃ一瞬いっしゅんだけれど
すぐ解とけない知恵ちえの輪わが 目めの前まえにあって

曖昧あいまい 何なんとなく嘘言うそいったり 愛情あいじょうなんて脆もろくて
きらめき感かん 粗悪そあく わめき うんざり
歪ゆがんでく 曲まがってく 見栄みばえはどんな風ふうだ?

クラクラと眼舞めまうほど 針はりむしろ
あまねく所業しょぎょう 気きの毒どくね 放ほうっておこう
ユラユラと 不都合ふつごうって寄より添そって
ガラクタに見みえた月日つきひより 異状いじょう

だけど 上うわっ面つら 他所行よそいきの笑顔作えがおつくって
さぁ かくれんぼ 退屈たいくつしのぎ

曖昧あいまい 何なんとなく嘘言うそいったり 愛情あいじょうなんて脆もろくて
透すき通とおった琥珀こはく 色褪いろあせり
蒔まいてたパンくずはなくなった
トロイの木馬もくばは空からっぽだ
退屈たいくつでも奇妙きみょうな芝居しばいを始はじめよう
シルクハット かぶって

悲かなしい予想よそうでも 醒さめる事ことなく解とけそうな知恵ちえの輪わが
今いまここにあって

欺あざむいたという罪つみは サディスティック
愛情以上求あいじょういじょうもとめて
いたいけな程ほど 多分幻聴たぶんげんちょうで
気付きづいたら 切きっ先さき えぐってくんだ ラララ

曖昧あいまい 何なんとなく嘘言うそいったり 愛情あいじょうなんて脆もろくて
きらめき感かん 粗悪そあく わめき うんざり

歪ゆがんでく 曲まがってく 見栄みばえはどんな風ふうだ?
笑わらったりはしゃいだり 遊あそんでたいねって言いって
かすんでく記憶きおくほど
－－－－魅力的みりょくてきな未練みれんです。