「カルマ」の歌詞 amazarashi
2010/6/9 リリース- 文字サイズ
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この楽曲へのみんなの気持ち
どうかあの娘こを救すくって
地球ちきゅうが落おとした暗幕あんまくに 星座せいざの落書らくがきをする子供達こどもたちは コンクリートのベッドでアフリカゾウの夢ゆめを見みる
輸送ゆうそうトラックの荷台にだいで悪路あくろに身みを揺ゆらしながら 廃墟はいきょに沈しずむ夕日ゆうひを眺ながめる兵士へいしは
荒あれ果はてた世界せかいを吹ふき抜ぬける 生なまぬるい夏なつの風かぜにさえ 故郷ふるさとを思おもうのだろう
朝市あさいちの喧騒けんそうの中なか 健気けなげに笑わらうあの娘こを どうか救すくってください
愛あいと金かねと宗教しゅうきょうに 折おり合あいをつけられなかった僕達ぼくたちは 理想郷りそうきょうを探さがすのを止やめた
愛あいに飢うえて 金かねに飢うえて 神様かみさまに飢うえて 盗ぬすみを働はたらくのは悪あくだと誰だれが言いえるのだろう
ましてやそれが果物くだものの 一ひとつや二ふたつ だとて
ましてやそれが人ひとの命いのちの 一ひとつや二ふたつ だとて
窓まどを開あけて 夏なつの風かぜだ
星ほしが綺麗きれいな夜よるに 月つきを眺ながめては物思ものおもうけれど あれにも値札ねふだがついてるって話はなしだぜ
流ながれ星ぼしにだって うかうか願ねがいをかけていられやしない そんな時代じだいになりました
この街まちの上空じょうくうをミサイルが飛とんで行いったって ラジオのパーソナリティーが言ゆう
優やさしいラブソングをBGMに ラジオのパーソナリティーが言ゆう
どうかあの娘こを救すくって
食くうか食くわれるかで世界せかいは回まわるのだと 無粋ぶすいなトカゲはインタビュアーに語かたるのだが
巧言こうげんに勇いさみ立だつその尻尾しっぽが今いままさに かじりつかれている事ことに気付きづいていない
それを滑稽こっけいだと笑わらう僕等ぼくらも つまり むなしい競争きょうそうの延長線上えんちょうせんじょう
不意ふいに手渡てわたされるバトンを 受うけ取とってしまったのだ
フラッシュに照てらされたインタビュアーの顔かおは 笑わらっている様ようにさえ見みえたのです
窓まどを開あけて 夏なつの風かぜだ
奪うばった奴やつから 奪うばい取とれというのなら きっと最後さいごには誰だれもいなくなる
奪うばった奴やつを許ゆるせと言ゆうのなら きっと盗人ぬすっとばかりの世界せかいになる
いや そもそも僕ぼくらは皆みんな 盗人ぬすっとだ
この世界せかいで生いきるって事ことは すでに 罰ばつなのかもしれない
夜道よみちを照てらすのは 大気圏たいきけんで燃もえ尽つきた宇宙船うちゅうせんが 最後さいごに放はなった光ひかり
あの娘こはふと空そらを見上みあげて 今日きょうも何なにかを祈いのるのです
ボタンのかけ違ちがいで 敵てきか見方みかたか 殺ころす側がわか殺ころされる側がわか
野山のやまに咲さく花はなもあれば アスファルトに咲さく花はなもある
僕ぼくらが願ねがうのは 唯一ただひとつ 幸しあわせになりたいって事こと
それがほしくて もがいて もがいて もがいて 奪うばって 奪うばって 奪うばって 奪うばって
それでも笑わらって生いきていたいと健気けなげに 海うみの風かぜに微笑ほほえむあの娘こは
愛あいする人ひとが銃じゅうで撃うたれたことを まだ知しらない
どうかあの娘こを救すくって
地球ちきゅうが落おとした暗幕あんまくに 星座せいざの落書らくがきをする子供達こどもたちは コンクリートのベッドでアフリカゾウの夢ゆめを見みる
輸送ゆうそうトラックの荷台にだいで悪路あくろに身みを揺ゆらしながら 廃墟はいきょに沈しずむ夕日ゆうひを眺ながめる兵士へいしは
荒あれ果はてた世界せかいを吹ふき抜ぬける 生なまぬるい夏なつの風かぜにさえ 故郷ふるさとを思おもうのだろう
朝市あさいちの喧騒けんそうの中なか 健気けなげに笑わらうあの娘こを どうか救すくってください
愛あいと金かねと宗教しゅうきょうに 折おり合あいをつけられなかった僕達ぼくたちは 理想郷りそうきょうを探さがすのを止やめた
愛あいに飢うえて 金かねに飢うえて 神様かみさまに飢うえて 盗ぬすみを働はたらくのは悪あくだと誰だれが言いえるのだろう
ましてやそれが果物くだものの 一ひとつや二ふたつ だとて
ましてやそれが人ひとの命いのちの 一ひとつや二ふたつ だとて
窓まどを開あけて 夏なつの風かぜだ
星ほしが綺麗きれいな夜よるに 月つきを眺ながめては物思ものおもうけれど あれにも値札ねふだがついてるって話はなしだぜ
流ながれ星ぼしにだって うかうか願ねがいをかけていられやしない そんな時代じだいになりました
この街まちの上空じょうくうをミサイルが飛とんで行いったって ラジオのパーソナリティーが言ゆう
優やさしいラブソングをBGMに ラジオのパーソナリティーが言ゆう
どうかあの娘こを救すくって
食くうか食くわれるかで世界せかいは回まわるのだと 無粋ぶすいなトカゲはインタビュアーに語かたるのだが
巧言こうげんに勇いさみ立だつその尻尾しっぽが今いままさに かじりつかれている事ことに気付きづいていない
それを滑稽こっけいだと笑わらう僕等ぼくらも つまり むなしい競争きょうそうの延長線上えんちょうせんじょう
不意ふいに手渡てわたされるバトンを 受うけ取とってしまったのだ
フラッシュに照てらされたインタビュアーの顔かおは 笑わらっている様ようにさえ見みえたのです
窓まどを開あけて 夏なつの風かぜだ
奪うばった奴やつから 奪うばい取とれというのなら きっと最後さいごには誰だれもいなくなる
奪うばった奴やつを許ゆるせと言ゆうのなら きっと盗人ぬすっとばかりの世界せかいになる
いや そもそも僕ぼくらは皆みんな 盗人ぬすっとだ
この世界せかいで生いきるって事ことは すでに 罰ばつなのかもしれない
夜道よみちを照てらすのは 大気圏たいきけんで燃もえ尽つきた宇宙船うちゅうせんが 最後さいごに放はなった光ひかり
あの娘こはふと空そらを見上みあげて 今日きょうも何なにかを祈いのるのです
ボタンのかけ違ちがいで 敵てきか見方みかたか 殺ころす側がわか殺ころされる側がわか
野山のやまに咲さく花はなもあれば アスファルトに咲さく花はなもある
僕ぼくらが願ねがうのは 唯一ただひとつ 幸しあわせになりたいって事こと
それがほしくて もがいて もがいて もがいて 奪うばって 奪うばって 奪うばって 奪うばって
それでも笑わらって生いきていたいと健気けなげに 海うみの風かぜに微笑ほほえむあの娘こは
愛あいする人ひとが銃じゅうで撃うたれたことを まだ知しらない
どうかあの娘こを救すくって