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「ワンルーム叙事詩」の歌詞 amazarashi

2010/11/24 リリース
作詞
秋田ひろむ
作曲
秋田ひろむ
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家賃6万やちんろくまんのアパートでぼくらは世界せかいたびする える都市とし 干上ひあがった運河うんが 呆然ぼうぜんくす老人ろうじん
ぼくらのワンルーム叙事詩じょじし無線むせんLANで 半永久的はんえいきゅうてき加速かそくする その遠心力えんしんりょく横転おうてんした 原型げんけいをとどめてない幸福こうふく
そいつをぼくってくれよ わらえるこころってくれよ 本日天気ほんじつてんき終末型しゅうまつがた たのみの理想りそうもしなびたか
世界せかいわる もうすぐわる むなしい さびしい があたらしい流行はやり もう全部嫌ぜんぶいやになったから この部屋へやをつけた

えろ えろ 全部燃ぜんぶもえろ
このまちうつくしい朝日あさひも そいつに不似合ふにあいなおも再戦さいせん明日あすいさゆめ
あめにもけて かぜにもけて ゆきにもなつあつさにもけて
それでも 人生じんせいってやつには けるわけにはいかない
一人立ひとりたくす そこはまるで野原のはら

だまってほのおながめていた 次第しだいさわがしくなる路上ろじょう世界せかい無声映画むせいえいがの スローモーションみたいに滑稽こっけいえた
サイレンでふとわれかえった かえるべきわれがあることおどろいた あぁ ぼくはまだ ぼくであることゆるされるみたいだ
あかいランプで途切とぎ途切とぎれに らされる隣人りんじん狼狽ろうばい 膜一枚隔まくいちまいへだてたそとで このまち夏祭なつまつりの様相ようそう
薄笑うすわらいをこらえきれなくなったところで 羽交はがめにされた ぼくぼく必死ひっしさけんだ すなそいつはぼくたましい

えろ えろ 全部燃ぜんぶもえろ
これまでげたガラクタも そいつを大事だいじにしてたぼく奇跡きせきにすがるあさましさも
あめにもけて かぜにもけて ゆきにもなつあつさにもけて
それでも 人生じんせいってやつには けるわけにはいかない
一人立ひとりたくす そこはまるで野原のはら

どうせ未来みらい終点しゅうてん袋小路ふくろこうじ あたらしい自分じぶんつけたいとねがうなら
過去かこことやしてしまおうぜ はいになるまで

えろ えろ 全部燃ぜんぶもえろ
ふるいものは全部投ぜんぶなれろ たかくそびえつこのほのお この先照さきてらすかがりとしよう
あめにもけて かぜにもけて ゆきにもなつあつさにもけて
それでも 人生じんせいってやつには けるわけにはいかない

えろ えろ 全部燃ぜんぶもえろ
あたらしい自分じぶん出会であうため 溜息ためいきすなほのお なみだうしなわせるなほのお
あめにもけて かぜにもけて ゆきにもなつあつさにもけて
それでも この自分じぶんってやつには けるわけにはいかない
一人ひとり くす そこはまるで 野原のはら