「泣いたら負け」の歌詞 やしきたかじん

疲つかれ果はてた気持きもちを
吐はき出だすように
つぶやく サヨナラ
女おんなの口くちから
言いわせるなんて
あんたらしい
やり方かただね
人ひとの波なみによろけながら
まっすぐその瞳めを見みてる
泣ないたら負まけ
と心こころが叫さけぶから
きつく くちびる
噛かみしめる
ほかに好すきな人ひとが
出来できたことも
見抜みぬいてたよ
泣ないてすがって
あんたが戻もどるなら
プライドすべて
捨すてるけど
悲かなしみに仕返しかえし
するみたいに
微笑ほほえむだけ

肩肘かたひじはり 生いきてる
強つよい私わたしは
可愛かわいげないから
誰だれかに心こころを
うばわれたのも
仕方しかたがないと責せめるのね
淋さびしいよと 口くちに出だせば
よけい淋さびしさがつのる
泣ないたら負まけ
とわかっているくせに
想おもい出でがまた
こみあげる
憎にくむほど愛あいした
あんたにもう
逢あえなくなる
泣ないて素直すなおに
なればよかったよと
悔くやんでみても 遅おそいから
最後さいごに優やさしさで
この気持きもちを
揺ゆらさないで
泣ないてすがって
あんたが戻もどるなら
プライドすべて
捨すてるけど
悲かなしみに仕返しかえし
するみたいに
微笑ほほえむだけ