「消しゴム」の歌詞 ハルカトミユキ

一番嫌いちばんきらいだったものに
もうすぐなりそうな気きがしている
僕ぼくは僕ぼくを消けしゴムで消けし去さりたい
書かき殴なぐっても 書かき殴なぐっても
誰だれも何なにも言いわない

寂さびしいと言いいかけて何度なんどもやめた
声こえを殺ころして泣ないた
負まけたくなかった

決けっして譲ゆずれない思おもいも
いつか売うり渡わたしてしまうかな
僕ぼくは僕ぼくを消けしゴムで消けし去さりたい
やっと見みつけられた切きり札ふだはまた
目めの前まえで破やぶられた

虚むなしいと言いいかけて何度なんどもやめた
あとどれくらい自分自身じぶんじしんを保たもっていられる?

散々さんざんつまらないと思おもっていた世界せかいに
僕ぼくは今負いままけそうだ

助たすけてと言いいかけて何度なんどもやめた
声こえを殺ころして泣ないた
寂さびしいと言いいかけて何度なんどもやめた
逃にげ出だすことは簡単かんたんだけど
負まけたくないんだ