「鳥の群れ」の歌詞 中村中

いつもの時間じかんに集あつまる約束やくそくは 恋人達こいびとたちのためにあるんだと
知しらずに貴方あなたに会あいに行いっていた
誰だれかが言いえば良よかったのに 教おしえてくれても良よかったのに
貴方あなたはあたしを待まっちゃいない 誰だれもがそれを知しっていた

壊こわしたくなかったのね 真夜中まよなかの鳥とりの群むれ
下手へたな嘘うそ 寒さむい芝居しばい 知しらん顔かおで 皆みなグルね

継つぎ接はぎだらけの夜よるの街まち 群むれからはぐれて 雛ひなが飛とぶ
信しんじられないなんて 悲かなしいから
どんな嘘うそも 黙だまって 飲のみ込こんだのに
あたしの勘かんは 当あたりじゃないか

あたしは確たしかに聞きいた筈はず 貴方あなたが誰だれを待まってるのか
だけど返事へんじは 貴方あなたを庇かばう為ためのものだった

疑うたがえば鳴なかなくなる 真夜中まよなかの鳥とりの群むれ
一羽いちわずつ 落おとしても 気きがすまない 皆みなグルね

ため息混いきまじりの夜よるの街まち 群むれを見限みかぎって 雛ひなが飛とぶ
信しんじられないなんて 悲かなしいから
どんな嘘うそも 黙だまって 飲のみ込こんだのに

継つぎ接はぎだらけの夜よるの街まち 群むれからはぐれて 雛ひなが飛とぶ
信しんじられないなんて 悲かなしいから
どんな嘘うそも 黙だまって 飲のみ込こんだのに
あたしの勘かんは あたしの勘かんは

当あたりじゃないか