「骨」の歌詞 天野月子

もしもあなたが死しんで
皮かわと骨ほねだけになったら
あなたの背中せなかを隠かくす
コートを作つくろう

にきび潰つぶした跡あとや
背骨沿せぼねぞいにあるほくろは
教科書捲きょうかしょめくり眺ながめた
星座せいざのよう

なぜ近ちかくにあるものほど置おき忘わすれて
取とりには戻もどれぬ距離きょりになり
ただ諦あきらめたのだろうか

It'sイッツ aア beautifulビューティフル dayデイ
くりかえす過あやまちを犯おかした罪つみさえも
It'sイッツ aア beautifulビューティフル dayデイ
洗あらい流ながせる術すべをくれた人ひと

もしもあなたが死しんで
白しろい灰はいだけになったら
綺麗きれいな絵えの具ぐと混まぜて
あなたを描かこう

なぜ近ちかくにあるものから処分しょぶんをして
わたしの眠ねむれるスペースを
ただ守まもってくれたのだろう

It'sイッツ aア beautifulビューティフル dayデイ
くだらない冗談じょうだんをつまらない話はなしを
It'sイッツ aア beautifulビューティフル dayデイ
おなかを抱かかえながら笑わらう人ひと

暴力的ぼうりょくてきな寝相ねぞう 高たからかな鼾いびき
あなたを呪のろう夜よるだってあった

It'sイッツ aア beautifulビューティフル dayデイ
くりかえす過あやまちを犯おかした罪つみさえも
It'sイッツ aア beautifulビューティフル dayデイ
洗あらい流ながせる術すべをくれた人ひと
It'sイッツ aア beautifulビューティフル dayデイ
くだらない冗談じょうだんをつまらない話はなしを
It'sイッツ aア beautifulビューティフル dayデイ
柔やわらかな木こもれ日びを受うけながら