「待っていてください」の歌詞 鴉

一行いちぎょう また一行打いちぎょううつたびに
鉄柵てつさくを打うち込こんでるような画面社会がめんしゃかい
誰だれがどこで誰だれを嫌きらいだとか
音無おとなき声こえ 心無こころなき文字もじ 虚むなしい住人じゅうにんたち

昨日きのうよりも夜更よふけは長ながい
耳鳴みみなりが迫せまってくる
僕ぼくを閉とざしてしまおうと

遠とおく離はなれた町まちでこっちを向むいてる君きみよ
今日きょうは晴はれてますか? 泣ないてますか? 信しんじていますか?
待まっていてください 待まっていてください
今いま 空そらを渡わたる鳥とりたち 僕ぼくの歌うた 乗のせていっておくれよ
君想きみおもってる

騒さわぎ立たてる退屈たいくつに耐たえ兼かねて
大事だいじな言葉ことばもあげ足あしをとる道具どうぐなの?
嘘うそでいいだろう? そう約束やくそくしただろう?
騙だまされたフリをしてまでも 予定よていが欲ほしいのかい?

どんな言葉ことばを知しっても もっと心こころは深ふかい
捨すててしまうのかい? 見みえないから? 触ふれられるのです
待まっていてください 待まっていてください
もう彷徨さまようこと 逃にげないから
ただそこにいてください

遠とおく離はなれた町まちでこっちを向むいてる君きみよ
今日きょうは晴はれてますか? 泣ないてますか? 信しんじていますか?
待まっていてください 待まっていてください
今いま 空そらを渡わたる鳥とりたち 僕ぼくの歌うた 乗のせていっておくれよ
画面がめんの向むこう側がわへ