「夕焼け雲」の歌詞 センチメンタル・バス

放課後ほうかご 君きみを待まち伏ぶせた
何気なにげないフリをして
「自転車盗じてんしゃぬすまれた うしろ乗のせて」
バレバレの嘘うそをつく

丘おかの上うえの校舎遠こうしゃとおざかる
二人乗ふたりのりの影かげが少すこし伸のびて揺ゆれていた

二人ふたりで見みた夕焼ゆうやけ雲ぐも 遠とおくで鐘かねが鳴なる
まぶたににじんだオレンジ色いろ 綺麗きれいだね
もう少すこしだけここに居いよう

公園こうえんのベンチ 腰掛こしかけて
君きみと話はなしをした
回まわる回まわる回まわる回まわる回まわる 頭あたまのループ
バターになりそうだよ

素直すなおな思おもいが言いえなかった
その一言ひとことがずっとずっと言いえなかった

二人ふたりで見みた夕焼ゆうやけ雲ぐも 遠とおくで犬吠いぬほえる
今いまにも溶とけそうなオレンジ色いろ 切せつないね
夕闇ゆうやみの中なかに消きえた…

遠とおい昔むかしの思おもい出では夕日ゆうひの裏うらにしまっておこう
大好だいすきだった君きみの笑顔えがお 今いまでもずっと覚おぼえているよ

ふり返かえると夕焼ゆうやけ雲ぐも あの頃ころと変かわらない
まぶたににじんだオレンジ色いろ 綺麗きれいだね
君きみも何処どこかで見みてるかな?