「100Vのペンギン」の歌詞 チェッカーズ

悪夢あくむにうなされベッドを転ころげ落おち 太陽たいようも転ころげ落おちた
蛇口じゃぐちを捻ひねりトランキライザー二錠にじょう 座すわりこみ咬かみ砕くだいた
小ちいさな壁かべにリモコン電波飛でんぱとばし 憧あこがれのブルジョア賛歌さんか
ふらりとコンビニでアダルトビデオ盗ぬすみ 出口でぐちで腕掴うでつかまれる
マニュアルどおりに次つぎの矢印やじるしへ進すすみ
いつもトレンドが口くちも耳みみも目めも塞ふさいでゆく

邪魔じゃまなアルミ玉だまチャリティーボックスに捨すて 舌したを出だし釣つりを数かぞえる
街まちは黒くろく濁にごった雨あめにうたれ 透すき間まなく響ひびく泣なき声ごえ
100Vひゃくボルトのペンギンたちは不思議ふしぎな電気仕掛でんきじかけの夢ゆめを見みる
壊こわれたTVテレビが「桜さくらは散ちった」と告つげる
明日あしたはまたひとつ昔話むかしばなしが消きえる
あの日流ひながした涙なみだは嘘うそさ
子供こどもたちはただ聞きき慣なれた メロディー口くちずさむ
The Stars and Stripes Forever
君きみの方ほうが辛つらいね君きみが僕ぼくを作つくった
過去かこの消きえたこの街まち 受うけ継つぐ日ひが近ちかづく

花はなは枯かれShinbokuさえも倒たおした 爆弾ばくだんが落おちた日ひから
失脚しっきゃくの古傷ふるきずも記憶きおくもなく この島しまに生うまれてきた
100Vひゃくボルトのペンギンたちは不思議ふしぎな電気仕掛でんきじかけの夢ゆめを見みる
砂時計すなどけいがサラサラ時ときを落おとす
膝ひざを抱かかえて言葉ことばも心こころも埋うもる
あの日叫ひさけんだ怒いかりは嘘うそさ
なす術すべもなく再ふたたび艦隊ぐんたいは沈しずみゆく
The Red and White Forever
君きみの方ほうが辛つらいね 君きみが僕ぼくを作つくった
過去かこの消きえたこの街まち 受うけ継つぐ日ひが近ちかづく