「涙」の歌詞 森山直太朗

形かたちあるものすべて 色褪いろあせてゆくけれど
あなたの作つくる笑顔えがおは 今日きょうも新あたらしい

命いのちあるものすべて 滅ほろびゆく運命さだめだと
行方知ゆくえしれずの心こころ 緩ゆるく手てを握にぎる

生うまれて生いきるそれだけなのに 季節きせつは肌はだに柔やわらかい

こんなにも溢あふれる涙なみだ
涙なみだは何処どこから来くるのでしょう
宇宙うちゅうの始はじまるその時ときに 何なにかがあったと感かんじてる

重かさね重かさねた罪つみを 彼方かなたへ先送さきおくり
儚はかなき夢ゆめの後先あとさき 今日きょうも振ふり返かえる

愛あいして愛あいすそれだけなのに 空そらはこの目めに美うつくしい

そこはかと零こぼれる涙なみだ
涙なみだは何処どこへと帰かえるでしょう
あなたに出逢であえたその意味いみを しょっぱい涙なみだが隠かくしてる

どうしても溢あふれる涙なみだ
涙なみだは何処どこから来くるのでしょう
心こころの奥おくの暗闇くらやみに 何なにかがあると信しんじてる