「臆病者」の歌詞 森山直太朗

真まっ暗くらい部屋へやで 電気でんきスタンドの
ヒモを手探てさぐりで 探さがしつづけてる

そんな感覚かんかくで 流ながれゆく川かわに
浮うかべた船底ふなぞこは ポッカリアナーキー

いざ!! という瞬間しゅんかんに あなたはやって来くる
暗闇くらやみの向むこうから 「呼よんだのはあなたの方ほうですよ」
臆病者おくびょうものですと 丁寧ていねいな挨拶あいさつで

変かわらぬ物ものだけを 望のそんでいた頃ころは
生いきてるそのことが とにかくしんどくて

交差点こうさてんに立たち 見上みあげる空そらならば
せめてもう気持きもち 晴はれてくれたなら

うそ!? というテンションで あなたは笑わらい出だす
触ふれてほしくない 「ここが一番いちばんやわらかいようですね」
臆病者おくびょうものゆえの 卑屈ひくつな口元くちもとで

うしろの正面しょうめんだぁれ? 最後さいごの答こたえはなぁに?

いざ!! という瞬間しゅんかんに あなたはやって来くる
暗闇くらやみの向むこうから 「だから言いったじゃありませんか」
臆病者おくびょうものですと 丁寧ていねいな挨拶あいさつで